「日本で震災を受けた子供たちへ」というプロジェクトはオーストラリアのクイーンズランド州に
ある南クイーンズランド大学の学生(20人)と教授が中心になり、2100人のイプスウィッチ市の
小学生が参加して、心をこめて作ってくれたクマです。大学生と教授はHOPEに当る日本語の
書き方を教え、子供たちはそれぞれ一生懸命に書いたり色を染めたり工夫して、「希望のクマ」
は完成しました。このクマを作ってくれた子供たちは日本が震災を受ける2か月前に大洪水で
家を流されたり、家の屋根まで水に浸かった人達です。しかし、日本の震災はそれ以上に
ひどいものでしたから、この「希望のクマ」を日本の被災した子供たちに届けて少しでも
励ましたいと願って、ダンボールで23箱、1200体のクマが飛行機でイプスウィッチ市と関係の
深い東京の愛恵福祉支援財団に送られてきました。愛恵福祉支援財団は被災地の子供たちに
これらを届けることにしました。皆さんはこれを作ったオーストラリアの子供たちの気持ちを
受け止めて、希望を持って頑張ってくださいというメッセージと共に愛恵福祉支援財団の井坂様
御夫妻が来園し、子供たち一人一人に届けてくださいました。ぬいぐるみの持つ意味や
オーストラリアについてお話を伺い、園児たちも興味を持って聞く姿が見られました。
後で、作ってくれたオーストラリアのお友達へお礼の手紙を書こうと思っています。
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